ドットハックGUのゲーム第一作目「再誕」のラスボスについて
最近、トリロジーを見まして、昔ゲームしていて不思議だった事を質問させて下さい。
(私はゲームのドットハックは2作目までクリアしています)
「再誕」のラスボスはいわゆるトライエッジ(カイトのデータを使って作られた対アイダプログラムのひとつ)でしたが、三本の爪で引き裂くように傷がつくのは、実はめぐりめぐって最終作では「みなさんもよくご承知のような次第」になってしまったわけですが。
じゃあなんで一作目のトライエッジが戦闘時に三本の爪のあとがつくような…いかにも「私が全部悪いんです」的な象徴たる技を使ってきたのか?
私が想像するに、最初の設定ではトライエッジがそのまま諸悪の根源で志乃もやってしまった張本人でハセヲが恨み抜くのも当然だという流れになっていたんだろうが、その後の設定会議か何かで「みなさんもよくご承知のような次第」の方が面白いと言う事になってしまって、連載マンガなどでありがちな、後から取ってつけたような話で最初からのつじつまが合わなくなってしまった事例ではないか?と思うのです。
以前、公式サイト(があった時代)の掲示板で、なぜレベル136のハセヲが挑んで勝てなかったトライエッジに、「再誕」ではレベル50そこそこの三人で挑んで勝てるのか?と質問したら、「アバターの力を得たからだ」という回答がありましたが。
それもおかしいなと思うのです。
レベル50くらいでは一撃だって通らないはずだ。
トライエッジはアイダでなかったのだから、対アイダのアバターの力があってもそれほど違いが無いはずなのに…それも最初はトライエッジ=アイダという設定だったが、実は後から「いやあ、実はそうじゃないんですよテヘッ」みたいな事になったからではないのか?
要するに後から面白い話思いついたから、急に話(最後の敵)がすり替わったんじゃないのかサイバーコネクト、という疑問があるという事です。それなのにあんな「トライエッジは倒したけど続きが気になりますよね」みたいな思わせぶりな事しやがって…と思うのです。
そんな事が気になるくらい、トリロジー見ててドットハックが遊びたくなった一個人の質問です。
ご回答、ご意見、お寄せいただけたらと思います。m(__)m
個人的な予想も含めてですが、解答させていただきます。
・何故トライエッジと某キャラが同じ技を使えるのか
質問者さんの書かれているように、企画の変更があった可能性もありますし、あの時点では「志乃をPKした犯人はトライエッジ」という流れだったことも関係していたのかもしれませんが、ここは設定としての観点で考えてみたいと思います。
何らかの経緯で偶然同じ技が使えるようになったのか、それとも最初はどちらかしか使えなかったが何らかの方法でもう一方がコピーしたのか、そもそも何故あのような技が使えるのか、詳しくは不明ですが、トライエッジが使える理由に関しては可能性として考えられることが1つあります。
「.hack//Link」に登場するカイトは、トライエッジと同じく三爪痕を刻む「三爪炎痕」という技を使っています。
これはトライエッジとカイトのつながりを見せる単なるファンサービスなのかもしれませんが、設定として考えてみると、アウラがカイトを基にして作ったトライエッジがこの技を使えるということは、トライエッジが作られる以前に、カイトが何らかの経緯でこの技を習得して使っていた可能性が考えられます。(漫画「.hack//XXXX(イクスフォス)」でも同じような技を使っていて、この設定をG.U.につなげればつじつまは合いますが、この作品の場合はシリーズ共通の設定としては考えにくく、シリーズ全体の時系列との兼ね合いも少しややこしくなるので除外します)
また、G.U.では三爪痕は認知外空間(ロッカーの並んだ白い空間や憑神戦の空間)などの別エリアへの入口としても機能していましたし、入口を作るためにあの技が必要だったのかもしれません。
トライエッジはゲームのバグ修正やAIDA追撃のために、某キャラは秘密裏に行動するために、認知外空間を経由して様々なエリアに移動するためにあの技を使用して入口を作っていたと考えられます。
・トライエッジに以前より明らかに弱い状態で挑んで勝てた理由
この理由については、僕もトライエッジと戦った3人全員が碑文使いとして覚醒していたところが大きいというのをどこかで見た覚えがあります。
僕が思うに、あの戦いにはもうレベルやステータスの差といった一般的なゲームのルールは関係なかったのではないかと思います。
ゲーム中でもありましたが、憑神に変身(召喚?)して行う攻撃は、本来AIDAなどの仕様外の存在に対して行うものですが、一般PCに対して行っても一撃で倒すほどの威力がありました。
それに対するトライエッジはNPC、それも仕様外の存在であるAIDAに対抗すべく作られたので、当然仕様外の力を持っていなければAIDAに敵いませんし、人の手ではなく自律型AIに作られたというのも、ゲーム的に見てある意味仕様外の存在と言えると思います。
そんなトライエッジに、レベルは133とMAX近く、職業的にも最終形態の3rdフォームというステータス的な強さに加え、プレイヤースキルも相当高かったであろうハセヲが一撃も与えられなかったことから考えて、おそらくゲームの仕様に則ったPCではダメージを与えるのは不可能でしょう。
そんな仕様外の相手に対抗できたのは、やはりハセヲ達に憑神という仕様外の力があったためではないのでしょうか?
ちなみに、明確な仕様外の力もなくトライエッジに対抗できた碧というPCがいますが、強い意思がネットワークに伝わって生まれたAIだったことや、本人が気付かないうちにAIDAに感染していたこともあいまってできたことなのでしょう。
トライエッジと戦う以前、3rdフォームのハセヲが碧と戦ったこともありましたが、トライエッジの時と同じく一撃も与えられず(碧が主人公の小説では一撃与えたものの)ハセヲの完敗でした。
アバターの力はあってると思うよ
アイダにしか使えないとなるとそれこそ矛盾が出てくる
ボルドーや揺光に対してアバターの力を使ったし
揺光にいたってはボロカスにやられたけどアバター使って瞬殺
アバターの力は使わないと言っていた以上、これはアイダ以外にも有効だと思う
設定に関してはわかんない
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